細田博之前衆院議長が10日死去した。79歳だった。「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と親密な関係にあるのではないか」。疑惑がたびたび指摘されてきたが、本人の口から真相に迫る説明がなされることはなかった。【デジタル報道グループ】
細田氏は7月、熱中症の症状を訴えて東京都内の病院に救急搬送された。その後、主要な行事での欠席が続き、9月上旬には脳血管に関する予防的な治療をするとの理由で入院した。 10月13日に開いた記者会見では、脳梗塞(こうそく)の症状が出たなどと議長辞任の理由を述べる一方、旧統一教会との関係やセクハラ疑惑については曖昧な説明に終始した。
「ご冥福をお祈りします」
「そして地獄で苦しめ」
「最後の最後まで既得権益に固執し、本来国民に向かって説明責任を果たすべき事についてはとうとう墓場まで持っていってしまいました」
「亡くなられたからと言って、疑惑追及を止める必要はないと思いませんか?」